最も偉大な名馬 第3位 キングカメハメハ

最も偉大な名馬-キングカメハメハとは-

キングカメハメハは、日本ダービーとNHKマイルカップに優勝した競走馬で、産駒に多数のG1馬を輩出している種牡馬でもあります。

キングカメハメハの馬主である金子真人は日本史上最高の個人馬主と知られ、同馬のほか、日本競馬史上最高の名馬に数えられるディープインパクトや牝馬三冠を達成したアパパネ、ダート王者カネヒキリなど、多彩な名馬を所有し、個人馬主としては初めてとなる八大競走完全制覇を達成しています。

最も偉大な名馬-キングカメハメハの調教師-

調教師の松田国英は競馬専門紙の記者から調教師に転身した異色の経歴を持っており、その育成方針も異色であることが有名です。特に牡馬は引退後の馬生を視野に入れており、短距離の1600メートルと長距離の2400メートルの異なる距離のG1を制覇することで種牡馬の価値が高くなると考え、出走するレースもそうした考えに基づいて選択される事が多いです。

最も偉大な名馬-キングカメハメハの活躍-

キングカメハメハは、調教師の方針から1600メートルのNHKマイルカップと2400メートルの東京優駿に出走する異例の戦歴で2つのG1を制しており、変則二冠馬とも呼ばれていましたが、秋初戦の神戸新聞杯に優勝した後に右前脚に浅屈腱炎を発症し、通算成績8戦7勝で引退に追い込まれます。

しかし、調教師の狙い通り、種牡馬となったキングカメハメハは史上最高となる21億円(当時)のシンジケートが組まれ、種牡馬生活を始めます。

当時、日本最高の種牡馬であったサンデーサイレンスの血が多数を占めていた日本競馬界において、同馬の血を持たないキングカメハメハは優秀なサンデーサイレンス産駒の繁殖牝馬と交配でき、日本記録となる年間266頭の種付け数を達成しました。

その結果、予想通りに次々と活躍馬を送り出し、牡馬二冠のドゥラメンテ、牝馬三冠のアパパネ、短距離王のロードカナロア、ダート王者のホッコータルマエらの活躍で、20以上のG1を制するなど産駒の競走成績は極めて優秀と言えます。